今回の英検も小学生~大学生まで多くの受講生が挑戦しました。自己採点結果も終え、結果報告が届いているところです。
前回3級に合格した中学生が準2級を受験しライティングを除いて7割の出来でした。
単語には苦しみましたが、ディクテーションでリスニング力を上げました。高校受験も控えていますが、努力して乗り越えてくれました。
合格可能性のある人は引き続き2次試験に向けて練習をしていきましょう。
さて、今回の英検の準備ではみなさんライティングに苦しみました。論理的に答えることの難しさを、小学生、中学生、高校生が実感してくれました。この練習はとても意味のあることです。
以下はアメリカ人からの指摘です。
『日本人が英語で抱える問題は自分が普段触れないtopicに対する答え方です。英語は日本語と違う文化から生まれたものであり、試験などで取り上げられる英語での話題を日本人が日常的に考えることはありません。例えば、日本人同士で「日本の文化についてどう思う?」という質問はしません。しかし、英語ではお互いを批判したり、他の国や自分の国についてはっきり意見を持っています。英語は議論をするための言語であり、日本語は協力や集団という考えが根底にあります。問題は英語(力)というよりも経験だなのです。』
今回の2級のライティングのテーマ(都市部における車の数を制限するべきか)はTOEFLやIELTSという留学を目指す人が受験する試験のテーマとしてよく取り上げられるものです。幅広いトピックに触れ、論理的に考える習慣を身につけ、議論する経験を積んでいきたいと思います。